映画館変人烈伝
今回はちょっと愚痴っぽくなってしまうことを先にお詫びしておきます。
映画館でたまに遭遇してしまう変な人について書きます。
基本的に映画館に映画を観に行く時間というのはハレの日だと思うんですよ。
日常的に観に行く私ですら未だに非日常感を感じてるし、たまにしか行かない方は尚更のことでしょうよ。
これから見る作品について思いを巡らし、劇場という空間に酔いしれ、お財布事情が許すときはドリンクの一つでも買って・・・なんて具合に浮かれているわけですよ。
ね、個人的には飛行機に乗ることに匹敵するほど気分が高揚しているわけです。
でもね、そんな時にたまに遭遇しちゃうんですよね。
変な人に。
ケース1:スタッフへのいちゃもん
ごく稀にいる劇場のスタッフさんに声を荒げて何事か抗議している人。
これねー、見かけるとかなりテンション下がるんですよねー。
ほんとやめてほしいです。
しかも、結構な割合で言い分がいちゃもんっていう。
前にいたのが、衛生上の理由でブランケットは用意しませんというポリシーの某劇場で、ブランケットがないことをスタッフさんにキレてた変人。
スタッフさんがそれはもう非常に快い丁寧な所作と言葉遣いで、寒い時は空調の調節をするから入り口にいるスタッフに言うよう促してるのに、全く聞く耳持たず。
変人「ブランケット用意しないのはお前らの落ち度だ。寒い時は言えばいいんだな?席から叫べばいいんだな?」
貴様以外にも客はいるということは、わかっているのだろうか?貴様以外の善良な客の映画体験が損なわれることは、少し想像したらわかることではないのか?
そんなことしたら劇場にとって貴様は客ですらなくなるということになぜ気がつかないのだろうか?
実際には奴が叫び始めることはありませんでしたが、私の席が奴の近くだったため、万一の時は刺し違える覚悟でおりました。
奴の言い分が、空調は劇場で勝手に管理してるんだから、ブランケットも用意するべきってことなんだけど、これも詭弁にしか聞こえなかったなー。
温度の感じ方が人それぞれで、空調は一律管理だからっていうなら、同じ規格のブランケットがあるだけじゃ、万人に満足のいく体温調整なんかできるわけない。
てめーの満足いく体温調整を求めるなら究極的には、てめーで羽織るものなりなんなり持ってくるのが筋。
そもそもブランケットは衛生上の理由で用意できないってことは、衛生上の問題をクリアした上で用意するには管理コストがかかりすぎるってことで、そこまで要求してたら映画館潰れるぞ。
金払ってるから客みたいなナメた態度は本当に良くない。
サービスの提供者が定めたルールに沿って金を払っているうちが客なのであって、今回のケースも劇場はルールを示している。
ルールが気に食わないなら然るべき手順をとって、意見すべき。ゴネたら勝てると思ってるとか社会人の風上にも置けない。
他にも、売り場のとこで若い女性スタッフさんに怒鳴ってるのとかも見かけることもしばしば。
往々にして男性スタッフは怒鳴られてないから、奴らはきっと相手を見てやってんだろうな。姑息すぎ。
仮にね、いちゃもんじゃなく正当な理由でお怒りになられた時はですよ、静かにご不満の意を理路整然とスマートにお伝えするのが大人ってもんじゃないですか。
少なくとも私はそういう者でありたい。
ケース2:鑑賞マナー問題
これもあるあるですよね。大なり小なり、皆さん苦労しているはず。
携帯とかスマホのライトとかもってのほかですよ。
最近も夏休み超大作の映画を日に2本観に言ったら、2回とも隣の変人が途中でスマホ見だして困ったという思い出があります。
この時は学生風だったけど、年配の方も多いですよ。
ご老人に至っては着信音が鳴っちゃって挙句暗くて取り出せなかったりとか、音の止め方がわからないとかで、全てを諦めるツワモノもいますね。
それとはまた違うツワモノにも一回出会ったことがあります。
鑑賞中、常に唇を鳴らしているのか、「プルッ プルルッ」と音がするという。
これを隣でやられた日には怒髪天を突く思いでしたね。
しかも、シネマシティの極爆上映の時という音響に最もこだわった上映形態の時にやられるという。
この時見てたのがまた、世紀の名作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
私もFURY ROADの真っ只中というとんだ4D体験でしたわ。
最後に
こういうのに遭遇しないのが一番なんですけど、遭遇してしまった時の上手い対処方法とか誰か教えてほしいです。
本日はこれまで。
それではみなさんご機嫌よう。
普段は前向きに映画の感想を書いています。