2時間余りの幸福

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映画『ベイウォッチ』感想 女も男も美しすぎる肉体を愛でよ!!

今回は『ベイウォッチ』の感想です。

先日観た『セントラル・インテリジェンス』以来、ドウェイン・ジョンソン熱が高まりつつあったところに、Amazonプライムビデオでオススメされた本作。

ジャケットにはしっかりと居るじゃないですか、ロック様。

観る理由はコレだけで充分ということで、観てみましたよ!

 

ポスター画像

(画像引用元:ベイウォッチ : 場面カット - 映画.com

 

公式HP:

paramount.nbcuni.co.jp

 

 

 

あらすじ

水難救助隊「ベイウォッチ」を率いるミッチ・ブキャナンは、元オリンピックメダリストの生意気な新人マットに手を焼いていた。ある日、小型船が炎上しているとの情報が入り救出に向かった一同は、船内で不審な遺体を発見する。乗船者が覚醒剤を所持していたことから、犯罪組織の関わりを疑うミッチらは、クラブオーナーのヴィクトリアのパーティーへの潜入捜査に向かう。ビーチの平和を取り戻すため、ライフガードたちの壮絶バトルが始まる! 

(引用元:映画『ベイウォッチ』DVD公式サイト|パラマウント

 

予告編

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今作もカッコ良すぎるぜ、ドウェイン・ジョンソン

圧倒的な肉体による説得力

セントラル・インテリジェンス』の時も全く同じことを言ってますが、やはりこの人の常人離れした肉体は説得力が凄まじい。どんな展開も許容させてしまう、まさに豪腕。銃で撃たれても当然のように死なないんですが、「こいつは死なない」と思わせてくれるんでオッケーです!

この、圧倒的な肉体による圧倒的な説得力について、『セントラル・インテリジェンス』の時はメタギャグ的な要素としても機能してましたが、今回はその路線ではなく、凄腕ライフセーバーとしての役どころに圧倒的説得力をもたらしています。

救助シーンのアクションなんかも、この肉体を持ってすれば助けられると思わせてくれるんで、見ていて全く無理がないです。

オープニングの救助シーン

結構好きだったのが、本作のオープニングシーン。

ちょっと長めに描写を説明します。

 

制作や配給各社のロゴが出ているうちに鳴り始めるご機嫌な音楽、朝陽が昇りつつある海辺に、徐々に人々が映し出されていく。ヨガをやったり、パラセーリングをしたり、様々な人が、海で、浜辺で思い思いの時間を過ごしている。

完全に陽が昇った浜辺ではライフセーバーの監視塔に向かうドウェイン・ジョンソン演じるミッチ。

監視塔についた彼は、フラッグがなびいたことで突如として風が強くなったのを感知。即座に海に目をやると、パラセーリングをしている男がいる。風が強くなった今、事故発生を感じ取ったミッチは、監視塔を飛び降り、一目散に海へ走り出す。風にあおられた男は海へ投げだされ、岩礁に頭をぶつけて血を流している。

海へ飛び込んだミッチが、男を抱え再び水面から顔を出したところで、ミッチの背後の海からでかでかと「ベイウォッチ」のタイトルが出てくる。

 

と、ここまでがアヴァンタイトルになってるオープニングシーンですね。

この救助シーンのドウェイン・ジョンソンがまぁカッコよくて、ミッチの救助スキルの高さをきちんと観客に理解させるという意味で、このシーンが名刺がわりの一発ということになってるわけですね。

 

それと、個人的に注目したいのが、この救助シーンのカッコ良さと正反対のタイトルの出し方について。これについては後述します。

 

B級映画はどこかに光るところがあればそれでOK

クソダサいオープニングタイトルにも意味が(ありそう)

先述した通り、オープニングのカッコいい救助シーンとは対照的に、まぁダサいタイトルの出し方。

でもこの表示のさせ方に実は、この映画の方向性を暗に示しているのではないかという気にさせられました。

どういうことかというと、カッコ良さとダサさを共存させることで、「力入れるとこと、そうじゃないところをはっきりしてるよ」という意思表示を感じたんです。

「これはそういう映画だからね、肩肘張らなくていいんだよ」という制作側からのメッセージですね。これってB級映画が目指すべき方向性としては全く間違っていないと思います。

そう思って見てると、例えば洋上で火災が発生している船のCGが超チープだとか、ストーリー展開に無理があるとか、全く気にならないんですよね。見た人と「チープだったねーハハハ」って笑い合うぐらいでいい感じだと思います。

ではどこに力を入れていると感じたか。

それはもう、肉体美とギャグですね。

 

男も女も美しすぎるそのBody

もう本作は本当にこれに尽きます。

現実に出会うことが滅多にないだろうnice bodyを見てるだけで視覚的に楽しいんですよ。

まず男、これはなんと言ってもドウェイン・ジョンソンザック・エフロンの二強ですね。

ロック様はもう人類最強クラスの肉体なので言わずもがなですが、ザック・エフロンもなかなかの仕上がり具合。ハイスクールミュージカルで彼の記憶が止まってたりすると、軽くビビるぐらいにはムキムキです。

ちなみにハイスクールミュージカルでいじられるくだりもあってそこそこ笑えます。

 

日本のテレビ番組で筋肉番付ってあったじゃないですか。その中で様々な障害に挑むSASUKEっていうやつ覚えてますかね。今もたまに特番でやってたりするあれ。

で、ザックがそのSASUKE風のやつにチャレンジしてたり、二人で筋肉自慢対決したりしてるところがシーンとしては短いんですけど、見どころです。

冷蔵庫二つ担ぐのとか笑っちゃうんですけど、軽々やってしまうのも例の圧倒的な肉体による説得力のアレです。

 

女性の方はというと、みんなスタイル良すぎて半端ないです。

セクシー過ぎてニヤニヤします。目の保養半端ないです。

一緒に見ていた女性もテンション上がりまくってました。女性からしても美しい女性というのは、見ていて幸せな気持ちになるそうです。

ライフセーバーという設定上、水着でいることがほとんどなんですけど、このセクシーでゴージャスな美女たちが際どい水着でいる中、撮影していた男性陣は色んな意味でめちゃくちゃ大変だったんじゃないかと。

ちなみに際どい水着である理由は早く泳ぎやすいからということ。

このお色気部分がストレートにギャグになってくるところも、良い感じにニヤついて見てられるくらいの面白さでちょうど良かったです。

 

ギャグはロニー君におまかせ!

男女ともにスタイル抜群なライフセーバーチームにおいて、ただ一人ぽっちゃり体型のロニー君という男の子がいて、彼がギャグ部分でいい味出してて良かったですね。

ロニー君が食べ物を喉につまらせてしまった際、のちの同僚で、憧れの存在CJが助けてくれるんですね。

この時の救助方法がロニー君を後ろから抱きかかえ、波打つような動作で下半身から上半身へと全身を打ち付けるというもの。

当然、ナイスバディなCJですから、ロニー君の背後に胸とか当たるわけです。

で、ロニー君も当然、下半身が男性的な反応を示してしまって、それを隠そうとして…

この一連のところとかお色気がそのままギャグになってて良かったんですよねー。

 

他にお色気関係ないとこでも、奇妙なダンスが特技だったりとか、持ち上げられるとすぐその気になっちゃうとこの繰り返しとか、クスっとさせられてしまう展開が多く、非常に美味しい役どころでしたね。

そんな愛すべき彼がCJとどうなるかというところも、まぁまぁ見どころかと思います。私はそこには夢を見たよ!

 

ロニー役のJon Bass覚えておこうっと。

 

ストーリー展開は雑だけど…

上述してきた通り、力入れるとこは必要以上に頑張って、それ以外はゆるくても全然良いのがB級映画なので、本作においては肉体美とギャグ以外は雑で全く問題ないわけです。

だから、ストーリー展開も雑ですよ。

とは言うものの、王道パターンとして押さえるところは押さえてあるのは好感が持てるところです。

例えば、ザック・エフロン演じる生意気なマット・ブロディに対し、ミッチが認めたら名前で呼んでやるというのが、最後に回収されたりとか。

オープニングで見せた、ミッチ個人のライフセービングスキルの次に、ベイウォッチのチームとしてのスキルを見せる救助シーンを描き、それに加えてマットの無鉄砲さと個人主義的行動による未熟さを描写してたりとか。

 

ということで、無理のあるストーリー展開ながらもツボは押させつつ、随所に光る描写が多々あるわけなんで、ジャンル的な面白さは十分あったなぁという感じです。

 

プリヤンカー・チョープラーも出てるってよ!

冒頭で記載した通り、本作を見た理由がドウェイン・ジョンソンが出てるってだけだったもんで、キービジュアルに写ってるザック・エフロンを除けば、他の出演者のことは全く知らなかったんですよね。

そしたら、映画冒頭のキャスト名が出てくるところにプリヤンカー・チョープラーの文字が!これにはテンション爆アガり。

この人、私が生涯ベスト級に好きな映画『バルフィ!』のヒロインで出演されている方なんです。この時演じたジルミルという役が好きだったこともあって名前は記憶していたんですが、なかなか他の作品で出会うことがなかった。

して今回、出演を全く知らずに出会えたことに私は小躍りしそうになりましたよ。

それもジルミルとは正反対のリッチでゴージャスなクラブのオーナー役。

彼女の役者としての新たな一面も見られ非常に大満足でした。

元々ミスワールドの優勝者ということもあり、美貌の人なので今回の役の方が近いのかもしれませんが、それだけにジルミルを演じてたことに改めて驚きが増した次第です。

何言ってんだという方は是非とも『バルフィ!』を見て欲しい!!

 

youtu.be

 

最後に

見ていてよく分からないけど、なんだか元ネタがありそうだなっていう登場人物が数名出てくるので、調べたら元々同名のテレビシリーズがあって、本作はそれのリメイクという位置付けなのね。で、彼らはそのテレビシリーズの出演者だということみたいです。こういう発見も楽しいなー。

 

ライトに見れるB級映画も素敵だってことを再確認した夜でした。

 

本日はこれまで。 

それではみなさんご機嫌よう。

 

 

 

 

相変わらずサイコーなロック様の出演作、ここだけの話これ名作ですよ。 

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