続編公開も間近『イコライザー』に思いを馳せようじゃないか
続編の『イコライザー2』公開直前ということで、素晴らしき前作の思い出を語ろうという記事です。
公式HP:
もうとにかく圧倒的に強いマッコールさんには惚れざるを得ない。
彼の基本的な戦闘スタイルは、コルクスクリューとか、マフィアの事務所の机の上にあるドクロの置物とか、とにかくその場にあるものでやっつけるというもので、銃すら相手から奪って使う徹底っぷり。中身の伴った即席のやっつけ仕事なんつって。
彼が夜な夜な世直しに精を出していると、ロシアンマフィアの逆鱗に触れてしまうというのが超雑なストーリー。
そういうわけで、彼の職場のホームセンターを舞台とするマフィアとの攻防では、売り物の商品とロケーションを最大限に活用した格闘シーンがべらぼうに面白く、何度見てもワクワクが止まらない程。
ラスボスとの一騎討ちの時にかかる音楽も最高に気分を盛り上げてくれて良かった。
それがこれ。
この曲のピークで、天井のスプリンクラーから放出される雨の中、スローモーションで登場するマッコールさんの大見得を切るかの如き描写の格好良さは忘れられない。
マッコールさんの人間的魅力にも言及したい。
圧倒的な格闘スキルを持ちながら、表向きにはそれを隠してホームセンターで働いているマッコールさん。
一人でいるときは神経症的な素振りを見せつつも、職場の同僚の前では笑顔を絶やさず、軽妙な世間話もできる。
消防士を目指す太っちょの同僚の減量に付き合って、叱咤激励でトレーニングを鼓舞したりしてくれるあたりの頼もしさも格別に良い。
レジ係の同僚が当番中に強盗に逢い、レジの金だけでなく大切な指輪を盗られてしまった際も、マッコールさんなら取り返してくれる。
それも、同僚の身に危険が迫らないようにその場は賊を逃し、その夜に成敗してくれるという安全第一主義。更に、翌日にその同僚がレジを開けるとそこに盗られた指輪が入っているという粋さも持ち合わせるという素敵っぷり。
この時、こっそりとハンマーを布で拭い、商品棚に返すという描写から垣間見えるマッコールさんの流儀。職業倫理的にはアウトかもしれないが、マッコールさんなら徳を積み過ぎているのでオールオッケー。
志半ばでコールガールをしている女性を、元締のマフィアの呪縛から解き放ち、再び夢に向かう活力すらも与えてくれるマッコールさん。
どう考えても素敵すぎる。
ここまでの説明でマッコールさんの人間的魅力はわかってもらえたことだろう。
しつこいようだが、この人間性を持ってしても惚れざるを得ない。
そんなマッコールさんに再び会える日が間近。
今度はどんな風に同僚や街の人を励まし、どんな斬新な手際で街のゴミを成敗してくれるのか、楽しみで仕方がないここ数日を過ごしております。
続編ではタクシードライバーに転職している風で。
やっぱりあんだけ大暴れしちゃったから、ホームセンターにはいられないのかねぇ。
何故か1も2も予告やプロモーションでは19秒で悪を裁くことをもの凄くプッシュしてるけど、実際はこれは彼のポリシーでもなんでもないので、そこまで重要ではない。
にも関わらず、2でも推してるってことは、続編ではポリシーになっているのだろうか。
ていうか、続編は予告編見た限りではテイスト少し変わってないかとか、若干の不安があるのだけど、とにかく見に行かないと始まらないということで超期待しております。
続編の公式HPも一応貼っておきます。
本日はこれまで。
それではみなさんご機嫌よう。
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