精神科・心療内科通院3日目ー心理テストその1結果
精神科・心療内科の通院日誌3日目です。
前回も書きましたが、精神科・心療内科って言葉にぎょっとしてしまうような方は、そんな大層なもんじゃないということを書いたこちらの記事からご覧ください。
前回記事はこちら。
今回は、前回受けた心理テストの結果を聞くのと採血が主な目的。
この時に前回のテスト結果を説明してくれたが、極軽くで、詳しくは後で臨床心理士の方が説明してくれた。
この臨床心理士は、前回面談してくれたのと同じ方。
説明してくれた内容によると、思いやりや観察力・協調性に優れているが、反面、相手を心配しすぎたり、自分の感情を抑えがちになってしまいストレスがたまりやすい、というのが現状の自分の特性らしい。
この特性が仇となってストレスを感じてしまう具体例としては、
・母性的な性格、人に優しい
→頼りにされる反面、頼られすぎて自分のキャパオーバーになる。
・子供的な性格、純真さ
→人の言うことに従順なところがある。嫌な顔一つせず引き受けてしまう。これまた引き受け過ぎて、本当は嫌なことをやることになってしまいパンクする。
これを受けての率直な感想は以下の通り。
これまでの人生経験の中で、親から言われ育ったことや、自分の行動が引き起こした失敗への反省を経て、今現在こうした特性が出てきている。
例えば協調性が高いと出ているけど、つい数年前までは我が強かったはず。でもそのせいで色々上手くいかなかったことを学んで、周囲に合わせることが大事と思うようになった。
この説明の後で、前回の面談で私が話したことを受けてのレビューをいただいた。
不安になることがストレスではあるが、その不安を異常と考え、取り除こうとするとむしろそれが気になって行動が制限されてしまうという悪循環に陥ることがあるとのこと。これを精神交互作用というらしい。
何か不安に感じているときは、不安な気持ちはいったんそのままにしておき、やりたいことや必要なことに取り組みましょうというアドバイス。
よく聞く話で、大勢の人前で話すときなど緊張してしまう場面では、「自分は緊張している」ということを認めてあげると、却って大きな失敗もなくやり遂げてしまうなんてことがある。
不安に感じている時もそれと同じなんだろう。不安な気持ちでいることを認め、そのままにする。解消しようとすらしなくて良い。
この時注意したいのは避けないこと。上記の解消とは策を講じることで、その必要はないが、避けてしまってはなんの気づきも得られず、将来的にまた同じ気持ちを繰り返すだけだから。
不安な気持ちを認められた上で、解消するのが必要と思うなら策を講じれば良い。そうでないなら、他にやりたいことをやれば良いということ。
この文章を書いていて一つ疑問が浮かんだ。
不安で何も手につかない時はどうすれば良いか。このような人にはどうアドバイスしているのだろうか。
これは次回聞いてみよう。
この日、再び別の心理テストを行なった。
A4よりひと回りかふた回り程大きな紙を渡され、以下の条件で自由に絵を描いてくださいと。
・人、家、木を必ず描く。
・巧拙をみるわけじゃないから写実性にこだわらなくて良いが、真面目に描くこと。
時間は無制限。普段全く絵を描かないので、シーンの想像、構図の決定から描き上げるまで30分弱はかかったか。
最後に出来上がった絵を見ながら何について描いたのかいくつか質問されて、この日は終了。
結果はまた次回教えてもらえるらしい。
本日はこれまで。
それではみなさんご機嫌よう。
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